連休が取れそうも無いので、日帰りで散策に出掛けてみた。 朝は冷えるだろうと覚悟していたが、意外と暖かかった。 しかし、そこかしこにキノコが見られ、転がるアケビが秋が深まっている事を告げていた。 |
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何時間か山中を散策すると、素晴らしい渓相の沢床が現れた。 深淵・巨岩が交互に現れ、沢脇の木には鈴生りの赤い実が揺れていた。 |
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一旦はガラガラの渓相となるが、 すぐに全身を使って巨岩の間を上るようになる。 途中、昼飯にする。 同行いただいたKさんから、自称・簡単お茶漬けをいただき、 私は、山の恵の入った素麺を茹でる。 山の中にいる喜びをかみ締め、腹を満たしたら散策を再開する。 |
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辺りの樹相が変わってきた。 体が温まったのか? 水が温んできたのか? この辺りに来ると、水の冷たさをさほど感じなくなってきた。 |
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両岸が切り立ってくると、滝が現れた。 滝壷でひと泳ぎして、踵を返した。 |
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振り返り、対岸の尾根を望む。 足元に視線を落とすと、コケ類?のミクロの世界が広がっていた。 この山域の豊かな自然を満喫すると共に、人の手による自然破壊が、 この地に確実にダメージを与えている事を再認識した。 この沢が、既に太古から続いていたであろう姿を失っている事を知り、 以前なら、身の程をわきまえず、自然を弄ぶ人の愚かさに憤りを感じたものだが、 今となっては力が抜けていくのみである。 |
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