| 未明に目覚める。 『今日も天気が悪く、展望も無いだろう。』と決めつけていたら、 隣のテントから『星空が云々・・・』と聞こえてきた。 天気が良いのなら話は別。 急いで朝食をとり、必要な物を持ち、テントはそのまま上河内を目指す。 |
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![]() 富士山と朝日 |
![]() 朝日を浴び、鮮やかなハイマツ斜面 |
| 小屋の裏を上がっていくと、大井川対岸の稜線から朝日が昇った。 空気は清み、展望も申し分無し。 |
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![]() 茶臼小屋分岐 |
![]() 茶臼岳 |
| 稜線茶臼小屋分岐から、茶臼岳を望む。 今日登れば素晴らしい展望を楽しめるだろうが、 それは次回の楽しみとした。 |
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![]() 亀甲状土 |
![]() 茶臼岳 |
| 間もなくお花畑に飛び出した。 二重山稜の船窪の中にある、雲上の庭園だ。 珍しい亀甲状土もあった。 ここから望む上河内岳は、スラリとした三角形で格好良い。 |
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![]() お花畑と上河内岳 |
![]() 竹内門 |
| お花畑を抜けると、少しずつ登り勾配になる。 竹内門は、期待が大き過ぎたのか、思っていた程のスケールではなかった。 模様も良く分からなかった。 それよりも、そこに至る間の植生に目を奪われた。 また、竹内門を過ぎた辺りの登山道は赤色をしている。 おそらくラジオラリア?(赤岩) |
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![]() 聖 岳 |
![]() 竹内門付近の登山道 |
| 目の前に聖岳が見える。 前聖〜奥聖間の尾根が特徴的だ。 山頂直下の分岐から山頂を見上げる。 あと少しだ。 鼻歌を歌い、見る見る開けていく展望を楽しみながら登って行くと、 標高2803m上河内岳山頂にに到着した。 風が強く、自分の他は誰も居なかった。 |
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![]() 上河内岳山頂直下の分岐 |
![]() 上河内岳山頂 |
| まずは、この4日間歩いて来た場所を目で辿る。 小さな事の積み重ね、1歩1歩の積み重ねって凄いね。 このところ、南アルプスの気になる場所を幾つか歩いたおかげで、 過去に歩いた場所を見まわす楽しみが増えた。 苦労して歩いた場所を、当時の事を思い出しながら 遠くから眺めるのも面白いもの。 |
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![]() 笊ケ岳 |
![]() ブナ沢コル |
![]() お花畑 |
![]() 聖岳・悪沢岳 |
![]() 信濃俣 |
![]() 蝶 |
| 眺めを楽しみ、興味のある尾根の写真等を撮ったら踵を返す。 お花畑では、十分に時間を取って植生を観察し、 稜線に別れを告げて小屋に戻る。 テント&荷物の乾き具合を確認し、ゆっくりと荷をまとめたら、 小屋の皆さんにお礼を言って下りにかかる。 |
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![]() 水呑場 |
![]() 水呑場 |
| 途中の水呑み場は枯れていた。 揺れるカニコウモリが涼しげだ。 |
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![]() カニコウモリ |
![]() 横窪小屋 |
| 横窪小屋の赤い屋根がチラチラ見え始めた頃、 片膝が猛烈に痛みはじめた。 膝の中心に重心が来る様に気をつけつつ、だましだましゆっくりと歩いていく。 |
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![]() 横窪峠 |
![]() V字の木 |
| 時間に余裕があるので、多目に休憩をとり 無理をしないで下っていく。 勾配が緩やかになると、幾分痛みは楽になった。 その頃になると、下界に帰るのが辛くなってきた。 |
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![]() ウソッコ小屋下の水場 |
![]() 大井川本流は近い |
| 大井川本流を渡り、畑薙大吊橋の横を通過する。 下山届を提出するべく沼平ゲートの詰所に立寄ると、 詰所の人と中年女性が『この人違う?』『違う違う』とやりとりし、 女性は再び不安げな顔で遠くに目を移した。 関西の方の様だが、下山予定時刻を大幅に過ぎても、 ご主人が下山しないのだそうな。 私と同じコースを下山してくる予定だったとか。 ![]() |
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