『新緑の東俣』を散策するべくやって来た。 しばらくは、ウド芽を摘んだりしながら作業道を歩き上流を目指す。 |
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大井川東俣 |
岩から滴る甘露 |
間もなく取水堤の放水により、東俣の本線は毒濁りとなる。 曲輪沢の綺麗な沢水でラーメンをこしらえ、食べ終わったら荷物を置いて曲輪沢に入ってみる。 |
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曲輪沢 |
曲輪沢 |
初めて入る曲輪沢は、 小滝が連続し、急勾配で高度を上げていく沢だった。 時々、沢の脇に獣道?が現れる。 登る事はできても、下るのが大変そうな場所で引き返す事にした。 途中に、芽を食われたイタドリがあった。 野生動物の気配がプンプンと臭う沢だった。 |
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芽を食われたイタドリ |
東俣本線 |
東俣本線を見ると、水の濁りが落ち着いてきたようだ。 マタタビの白い葉が、風に揺れている。 山菜は充分なので、蛇眼沢を散策する事にした。 |
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マタタビの葉 |
蝙蝠尾根越の向こうが見えてきた |
青く濁った東俣を、流れに逆らわず下りながら渡る。 沢に入り、プラプラキョロキョロしつつ上がっていく。 しばらく上がって振り返ると、遠くの山に白いものが見えてきた。 手前に見えるのが蝙蝠尾根だから、悪沢岳の北面辺りだろうか? |
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蛇眼沢 |
水が・・・ |
沢はどこまでも穏やかである。 このまま稜線まで突き上げてしまいそうな沢だが、 沢の水が細くなり、枯れる前に引き返す事にした。 |
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見上げれば、すぐ目の前に雲がある。 山の木々は、みずみずしい緑の葉をグンと張り、 降り注ぐ強い日差しを受け止めている。 南アルプスの夏は、もう、すぐそこまで来ている。 短い夏に、どんな生命のドラマが待っているのだろうか。 |
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